雨漏りの被害

新築で購入した住宅も15年から20年経過すると、あちらこちらで故障箇所や修理箇所がでてきます。特に住宅の屋根は雨風だけでなく直射日光を受けるため特に劣化しやすい箇所のひとつです。しかも普段から自分の住宅の屋根を見ているわけではないため、屋根の劣化がわかるのは雨漏りをしている時にようやく「うちの屋根もしばらくメンテナンスをしていなかったなあ」と気がつくはずです。しかし、雨漏りが続くとその住宅は目に見えないところで劣化が始まります。それは壁の内側です。木造住宅であれば、壁の内側には住宅を支える木材が組まれていますが、木材は湿気にめっぽう弱く、雨漏りが原因で木材が腐る事が考えられます。それのみでなく、白アリが発生することもあります。

シロアリの被害は特に厄介で、湿気があるところにはシロアリが繁殖しやすいことから、雨漏りを放置しておけばあっという間にシロアリの被害にあい、木材がボロボロになってしまいます。しかも、シロアリは床下に入るイメージがあるかもしれませんが、実際には床下のみでなく屋根の上にも登ってくるため、天井の上の木材も食い荒らされます。それによって、住宅の耐震性にも大きな影響があります。住宅の耐震性はシロアリ被害にあいは一気に低下するため、シロアリ被害に気がつかない間に震度7程度の大きな直下型地震が起こった場合は、住宅が倒壊してしまう危険があります。阪神淡路大震災でも倒壊した住宅の8割はシロアリ被害被害に遭っていたと言われています。